アラート機能OpenLM Alerts

クリティカルなインシデントのビジネスへの影響を最小限に抑えるMinimize the business impact of critical incidents with OpenLM’s alerts system

OpenLM Alerts 機能は、組織のライセンシングシステムの安定性を確保するために設計されています。管理者が事前にアラートを設定することで、アラート条件が満たされた際に、ライセンス管理者やシステム管理者が対応するために必要な情報が自動的に提供されます。

アラート機能では、ライセンスサーバ毎、フィーチャー毎といった複雑な条件をアラート条件として扱うことができ、条件間に AND/OR ロジックを適用することができます。
アラート発生時には、通知の送信や、いくつかのアクション実行を行うことができます。アラート通知の表示には以下のようなものがあります。

  • 電子メールでメッセージを送信
  • OpenLM システムの Web インターフェースのアラートウィジェットへアラートを表示

機能概要Key features

アラート条件の設定You define what requires your attention

  • ライセンスフィーチャー使用率Feature usage percentageフィーチャーの使用率が設定値以上になった場合に通知します。
  • ライセンスの重複使用Duplicate license usage同一ユーザが複数のワークステーションで同じフィーチャーをチェックアウトした場合に通知します。
  • フィーチャー有効期限Feature expiration dateライセンスフィーチャーの有効期限が切れそうなときに通知します。
  • ライセンスサーバの無応答License servers not responding監視しているライセンスサーバのステータスが DOWN または UNKNOWN の場合に通知します。
  • デフォルトグループの設定がないユーザUsers not in a default groupユーザがデフォルトグループを設定していない場合(「OpenLM Everyone」が設定されている場合)に通知します。
  • デフォルトプロジェクトの設定がないユーザUsers who don’t have a default projectデフォルトプロジェクトが設定されていないユーザがいる場合に通知します。
  • セッション期間Session lengthライセンスが、設定期間以上にチェックアウトされた場合に通知します。
  • 期間内のライセンス拒否数Total number of license denials in a set time period設定した期間内のライセンス拒否件数が設定値を超えた場合に通知します。
Alertsで設定可能な「Conditions」の一覧
Alertsで設定可能な「Actions」の一覧

アラートアクションの設定Reduce alert noise to identify the most pressing issues. Act or automate tasks. You decide what needs to be done and when.

アラート発生時には、事前設定されている以下のようなアクションが実行されます。アクションは組み合わせて設定することができます。

  • Eメールでアラートを通知します。
  • OpenLM システムの Web インターフェースでアラートを表示します。
  • オペレーティングシステムのイベントログにイベントを追加します。
  • OpenLM SLM 上でコマンドを実行します。
  • ライセンスマネージャサーバ上で OpenLM Broker のコマンドを実行します。