アプリケーション使用制御Applications Manager
Appilications Manager は、ライセンスマネージャを使用しているアプリケーションと同じような監視や使用数の制限を、ライセンスマネージャを使用しないアプリケーションにも適用するための機能です。Windows 上で動作する、カスタムアプリケーション、ライセンスマネージャなしで提供されているソフトウェア、独自のライセンスマネージャが付属しているソフトウェアなどを対象に、ソフトウェアの使用を監視および制御します。
Applications Manager を使用すると...
管理者が、管理対象のアプリケーションを指定し、実行を制限するための条件とルールを定義することで、以下のようなことが可能になります。
- アプリケーションに対するユーザのアクセス権を制御することができるようになります。制限されたユーザは、アプリケーションを起動できません。
- アプリケーションの同時実行数を制限することができます。
- ライセンスマネージャが監視しているアプリケーションと同様に、監視対象のアプリケーションのユーザの使用履歴を、レポートで確認することができます。
機能概要Features
対象外LMのカバーManager Control
アプリケーション自体は、ライセンスマネージャに監視されているものの、OpenLMがサポートするライセンスマネージャではない場合の、アプリケーションを監視することができます。
ビジネスルールの付与Central Policy
サポート対象のライセンスマネージャに対しても、必要に応じて追加のビジネス ルールを追加することができます。例えば、Autodeskのカスケードメカニズムに準拠しない異バージョンの製品の起動を制限することなどができます。
使用履歴のレポートUsage Reports
対象のアプリケーションの使用履歴を確認できます。組織独自のソフトウェアポリシーに従って、権限、アクセス、利用を調整することが可能です。
個人所有デバイスへの対応BYOD & BYOS
個人で所有するデバイスへOpenLM Agent をインストールすることで、組織内のBYODとBYOSを管理し、資格のないアクセスやライセンス契約対象外のソフトウェアの使用を防止することで、コンプライアンスを維持することができます。
無制限への制限Instances
契約ライセンス数を超過した場合、ユーザが追加ライセンスにアクセスすることを制限しないベンダソフトウェアについても、Applications Manager で同時実行数を制限することで、使用ライセンス数をコントロールできます。
制限への条件付けPermissions
対象のアプリケーションに対する使用許可/拒否には、様々な条件を指定可能です。場所、勤務時間、ワークグループ、優先順位などを指定して、アプリケーションへのアクセスを許可/拒否することができます。
利点Benefits
- ライセンスマネージャ (FLEXlm、LUM、DSLS など) によって実行が制御されるアプリケーションと制御されないアプリケーションの両方を含む、Windows マシン上のアプリケーションに対して機能します。
- ライセンスベンダがコンプライアンス要件を強制する手段を提供していない場合においても、コンプライアンス要件を強制することができます。
- Autodesk のカスケードメカニズムに準拠していない異なるバージョンの製品(Autocad 2015 、3DS MAX 2016 など)の起動を防止します。
- ライセンスマネージャ経由で実行されるはずのアプリケーションが、実際にはワークステーション上で独立して実行されていることを特定することができます。例えば、ネットワークライセンスが付与されていないアプリケーションや、許可されていないアプリケーションが実行されているような場合を含みます。
- ライセンスマネージャによって管理されているアプリケーションに追加の条件を適用します。
- ネットワーク、クラウド、指名ライセンス、ノードロックライセンスなど、多様な組み合わせで、ベンダに依らないハイブリッドライセンシング環境を管理し、最適化することができます。
- 場所、グループ、時間などのライセンスに関連する条件に基づいてユーザにライセンスを割り当てることができます。
- ライセンスマネージャによって管理されていないアプリケーションの実際の使用履歴(アクティブ期間やアイドル期間など)を確認することができます。
- クロスプラットフォームのサーバソフトウェアとして、物理アクセスとVMアクセスの両方を管理します。