OpenLM のライセンス監視機能OpenLM - Software License Management Solution

Software License Management（SLM）と、Software License Management Cloud（SLMC）の中核となる機能は、アプリケーションライセンス使用状況のモニタリングです。リアルタイムなライセンスの使用状況やライセンスサーバの状態、ライセンスの履歴レポートを確認することができます。また、一般的なブラウザ上で動作する GUI を使用してレポートの表示や設定全般を行うことができるため、ネットワークからアクセスできるどの端末でも操作を行うことができます。

ライセンス監視の利点Business benefits

リアルタイムの
ライセンス使用監視Real-time usage monitoring

OpenLM は、ソフトウェアの使用状況をリアルタイムで監視し、特定のライセンスを誰がいつ使用しているかを追跡できるようにします。この情報は、ライセンスの割り当てや調達について、十分な情報に基づいた意思決定を行う上で役立ちます。

ダッシュボードへの集約Centralized dashboard

OpenLM は、様々なソフトウェアアプリケーションのライセンスを一元管理するためのダッシュボードを提供します。これにより、管理プロセスが簡素化され、ライセンス使用状況は、一貫した形式で表示されます。

使用状況レポートUsage reports

ライセンス使用状況に関する詳細なレポートが作成されるため、企業は傾向を分析し、データに基づいた意思決定を行うことができます。

予測Forecasting

過去のライセンス履歴パターンに基づいて将来のライセンスニーズに関する検討するための情報が提供されるため、将来のソフトウェア要件の計画に役立ちます。

交渉のためのデータData for negotiations

ソフトウェアベンダとの交渉において有益な、実際のソフトウェア使用に関するデータを提供します。正確な使用量データは、ライセンス契約や価格設定について議論する際に、組織の立場を強化します。

ライセンスアイドル消費の回避Avoiding idling

必要なときに必要なライセンスが利用できるようにすることで、OpenLMはライセンス不足やアイドルセッションによるダウンタイムを防ぎます。これは、ユーザの生産性向上に貢献します。OpenLMはアイドル状態のアプリケーションを識別し、自動的に終了させることができます。

ライセンスポリシーの適用License policy enforcement

OpenLMは、組織がライセンス使用ポリシーを実施することを可能にし、ユーザがライセンス契約と組織のガイドラインを遵守することを保証します。

拡張可能な構成Scalable architecture

OpenLMは、組織の成長に合わせて拡張できるように設計されています。組織の拡大に合わせて、ライセンス数やユーザ数の増加に対応することができます。

アクセス制御Access control

OpenLM はアクセス制御メカニズムを提供し、許可された担当者のみがライセンス情報にアクセスおよび管理できるようにします。

OpenLM SLM の機能OpenLM SLM Functionalities

幅広いライセンスマネージャのサポートLicense Manager Support​

  • ネットワーク（フローティング）、ノードロック、GPU（Nvidia）、クラウド、トークン（Autodesk Token-Flexを含む）、およびハイブリッドのバリエーションを含むすべてのライセンスモデルに対応。
  • Flexera、DSLS、Reprise、Bentley、Sentinel RMSなど、75以上のライセンスマネージャをサポート。
  • Sentinel、Flexera、Wibuの主要なハードウェアライセンスをすべてサポート。
  • 広く使用されているクラウドライセンスOffice 365、Autodesk Cloud、ESRI Onlineをサポート。
  • ほとんどのライセンス管理者にリアルタイムで正確な使用状況データを提供
  • 複数のタイムゾーンにおけるWANおよびLANネットワークをサポート

自動化と通知Automation and alerts

  • このソフトウェアは、ライセンス使用に関するアラートや通知を送信することができるため、管理者は潜在的な問題を迅速に知ることができます。
  • 組織の重要なレポートを定期的にスケジュールし、利害関係者と自動的に共有します。

監視とレポートMonitoring & Reporting

  • 使いやすいグラフィックインターフェイスで、すべてのライセンスを直接管理・監視。
  • 複数のタイムゾーンにある複数のライセンスサーバを同時に監視。
  • オンラインとオフラインのライセンス、ソフトウェアベースとハードウェアベース、クラウドとオンプレミスの混在など、ハイブリッドな状況を監視。
  • ヒートマップや円グラフなどのオプションを使用して、アクティビティ、使用状況、正確な「True Denial」をカバーする、すべてのライセンスソフトウェア用の単一の共通レポートフォーマット。
  • レポートをスケジューリングし、電子メールで送信する機能（レポートスケジューラ経由）
  • チャージバックコストセンター - グループおよびプロジェクト請求。
  • トークンやその他のアレーベースのモデルに対して、1秒単位や翌日までのタイムリーなレポート。

ライセンスのコスト管理Costs and Billing

  • OpenLMは、プロジェクトやグループの使用量に基づくチャージバックを支援します。
  • 次回の更新時に必要なライセンスを正確に把握できます。
  • ライセンスをオンプレミスに維持する場合とクラウドに移行する場合のコストとメリットを特定します。

選択可能なインフラArchitecture and Infrastructure

  • OpenLMは、Unix、Linux、およびWindowsオペレーティングシステム上で動作するライセンスマネージャと互換性があります。
  • オンプレミスとクラウドで同じ機能と特徴を提供します。

セキュリティSecurity

  • アイデンティティインフラストラクチャのサポート ActiveDirectoryフェデレーション、OKTA、OpenID、OAuth2
  • トップレベルのセキュリティ標準をサポート
  • OpenLMはGDPRに準拠し、BDSGに準拠しています。
  • SOC 2.0 Type II認定
  • ISO 27001認証

効率的なライセンス利用Optimization and Productivity

  • 独自のソフトウェアポリシーとビジネスルールに従って実行される自動ライセンスハーベスティング。エンジニアリング アプリケーションのライセンス取得を参照してください。
  • エンドユーザへのライセンス利用可能通知
  • アイドルセッションを検出し、監視対象のアプリケーションの実際の使用状況をレポートします。

ライセンス割り当ての補助License allocations

  • ディレクトリ グループに基づくアクセスの自動的かつ動的な割り当て/取り消し
  • ActiveXを使用したユーザとグループのディレクトリ（LDAP）同期
  • BYODやBYOSなどの使用ポリシーのプロアクティブな実施

SLMとSLMCの違いDeployment options

OpenLM SLM には、クラウド版とオンプレミス版の2つの導入オプションがあります。
クラウド版（OpenLM Software License Management Cloud）のメリットは、簡易インストール、自動アップデート、最先端の新機能へのアクセスなどです。企業内の、ローカルネットワークへ導入する場合は、オンプレミス版（OpenLM Software License Management）をお選びいただきます。
どちらのオプションにも 24 時間 365 日のサポートが付属しています。

SLM Cloud比較内容SLM On-premise
追加のハードウェアは必要ありません。ハードウェアOpenLM Serverを稼働させるためのマシンが必要です。
設定は最小です。システム構築オンプレミス版は、OpenLMコンポーネントのインストールと設定が必要です。ポートの解放、ポートフォワード、ネットワークポリシーのコンプライアンスなどに対応する必要があります。
OpenLMシステムのアップデートや機能追加は自動です。システムアップデート手動でアップデートします。機能は使用しているバージョンに固定されます。
クラウド版は、拡張性が高いです。ライセンス環境が拡大した際にも、エンドユーザがリソースを追加する必要はありません。拡張性拡張性は、環境のキャパシティに依存します。