Wacom Bridge for DCV
DCVリモートデスクトップ環境におけるペン入力最適化ソリューション
DCV による高品質リモートデスクトップ環境 において
ペン入力の課題を解決する拡張ソリューションが Wacom Bridge for DCV です。

DCV は高品質なリモートデスクトップ表示と GPU ワークステーションの集約を実現するリモート可視化ソリューションですが、従来の環境ではペン入力において遅延や筆圧情報の欠落といった課題が残っていました。
Wacom Bridge for DCV は、Wacom 独自の低遅延ペン技術を DCV と組み合わせることで、リモートでもローカルに近い描画体験を実現し、GPUワークステーションをクラウドやデータセンターに集約しながら、筆圧・傾き・追従性を維持した作業を可能にします。
リモートデスクトップ環境の「最後の課題」はペン入力
GPUを活用したリモートデスクトップ環境は一般化し、DCVにより高品質な表示と安定した操作が可能になりましたが、ペン入力においては依然として以下の課題が残っています。
- 入力遅延による描画のもたつき
- 筆圧・傾き情報の欠落
- カーソル挙動の不安定さ
これらは、イラスト制作や設計・モデリングなど、“感覚的な操作”が求められる業務において、生産性低下の要因となります。

Wacom Bridge for DCV による解決
Wacom Bridge for DCV は、DCV と Wacom Bridge を組み合わせて使用することで、ペン入力専用の最適化伝送を行う Wacom 公式ソリューションです。DCV の高品質なリモート映像伝送に、Wacom 独自の低遅延ペン技術を統合することで、リモートデスクトップ環境でもローカル作業に近い描画操作を可能にします。これにより、クリエイターや技術者は場所を選ぶことなく、高性能なリモートワークステーションにアクセスし、チームでの共同作業や制作を行うことができます。
DCVの強み
- 重いグラフィックス処理でも快適に動作
- 不安定なネットワークでも安定した接続
×
Wacomの強み
- 筆圧や傾きの反映による高い表現力
- 繊細な操作にも追従するペン入力
Wacom Bridge for DCV は、DCV と Wacom の強みを役割分担で成立させる、プロ向けリモートクリエイティブ環境のための拡張ソリューションです。
| 一般的なリモートとの比較 | 一般的なリモート | DCV × Wacom Bridge |
|---|---|---|
| 対象 | 汎用的な画面共有 | プロ向けクリエイティブ |
| ペン入力 | 簡易的 | 高精度入力 |
| ネットワーク耐性 | 環境依存 | DCV 側で吸収 |
| GPU 負荷 | クライアント依存 | DCV 側で集中処理 |

主な特長
特長1:低遅延のペン入力
- 一般的なリモートタブレットリダイレクト方式と比較し、入力遅延を大幅に低減
- Wacom Inkline により、ネットワーク遅延の影響を受けにくい設計
- 最大約65%の遅延削減(Wacom 公開情報ベース)
特長2:筆圧・傾き・高度なペン機能を保持
- 筆圧感知、傾き検知など、Wacom ペン本来の表現力を維持
- Wintab フルサポートにより、プロ向けアプリケーションとの高い互換性
特長3:DCVとの組み合わせによる安定性
- 高負荷 GPU 処理を DCV 側で処理
- ネットワーク品質が安定しない環境でも、操作感のばらつきを抑制
- オンプレミス/クラウド/ハイブリッド構成に対応

主な活用分野
- デジタルイラストレーション/コンセプトアート
- VFX・アニメーション制作
- 3D モデリング/スカルプティング
- 工業デザイン・エンジニアリング設計
- 建築・CAD分野
Wacom Bridge for DCV 要件
| DCVクライアント/サーバー | 2024.0 以降 |
|---|---|
| クライアント OS | Windows 10以降 |
| ホスト OS | Windows 10以降 |
※ Wacom Bridge ライセンスと Wacom のライセンス サーバーへのインターネット アクセスが必要です。
DCV に特化した導入・運用支援
当社は、DCV を中心としたリモートデスクトップ環境 の導入・運用支援に特化しています。
Wacom Bridge for DCV についても、単体販売に留まらず、以下を含めた支援が可能です。
- DCV インフラ設計・構築コンサルティング
- GPU ワークステーション環境の最適化
- クラウド/オンプレミス混在環境への展開
- 運用・サポートを含めた継続的支援
